会社概要

超高齢化をむかえ高齢者が高齢になっても、生き抜くには生活を変化させる力が必要です。皆が集まる場で新しい規則正しい生活（セルフケアの拡大維持）を身につけるトレーニングは必須と考えています。

虚弱老人、認知症高齢者というカテゴリにある要介護高齢者を無用な、重荷のような存在として置かれるのではなく、皆の力を合わせれば社会に還元できる働きができるのではないかと模索し、マスク不足の時は、向かいの小学校に全員分のマスクを作り寄付しました。
力を合わせて作品作りの展示会も開催しました。
スタッフに見守られて調理にも挑戦し、一週間分の料理に合わせて食材を切って冷凍する「野菜切り隊」も登場しました。

そして、たどり着いたのが、学習指導も行っている子ども食堂のお弁当作りでした。 子どもたちのために手間のかかる野菜中心のおかず作りを、週2回担うことができています。
作業が始まると、ぼんやりしている方はいません。野菜の皮を笊に並べて干す準備をする方、メニュー書きに彩色する方、お弁当に名前をいれたり、得意や興味によって作業を分担します。
出来上がって、満足気におやつを召し上がっている様子はやはり嬉しそうで、誇らしげで全員の心がまとまった感があります。

地域を豊かにできるのか？
実証実験のように始めた取り組みですが、地域での消費活動など、地域に経済を循環させる事はできませんでしたが、コミュニティカフェを作ったことにより、善意の集積場所のような存在になっています。
コモンズさんに持っていけばなんとかしてくれる、余ったものでも大切に使ってくれると、物品が集まるようになりました。
趣味の「場」としてご利用したり、困りごとの相談にも利用していただけるようになりました。

私ども「コモンズ」の活動が実を結びつつあります。